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読書『女皇の帝国』『冬の巨人』

・女皇の帝国 内親王那子様の聖戦  吉田親司
・女皇の帝国 内親王那子様の聖戦2 吉田親司
 仮想戦記モノ。自国のみならず、他国の信望をも集める魅力的な内親王のお話。
 兵器や銃器に関しての知識は薄いので、そちら方面ではいまいち理解できず。ネットで細々と調べてながら読ませて頂きました。まあ、結局よく分からないまま読破してしまったんですけど。
 だけどキャラクターの魅力で、その辺の知識が無い人もカバー。自国だけでなく、他国の軍人さんも良い味出してます。敵も光る小説というのは、得てして名作が多いものです。
 それに増しても那子様。本当に魅力的過ぎます。皇族と軍人の切り替えが下手な場面もあるのですが、上手い場面もあり、そこがまたカリスマを上げているわけで。その上、献身的なのだから素晴らしい。勿論、その裏では打算的な考えも動かしているのです。そして、それにも心を痛めていると。
 那子様も充分に魅力的なのですが、東雲薫子も同じくらい良いキャラクターです。乗り物に弱い癖に酔拳の達人。しかも下戸。そしてどうでもいい話ですが、挿絵の外見が大人の藍華といった感じで、私のストライクゾーンど真ん中です。
 話だけでなくキャラにも注目したい一冊でした。

・冬の巨人 古橋秀之
 正直なところ、あらすじだけを読んだときはあまり魅力的には思えませんでした。一ページを読んでからもその印象は変わらず、とりあえず第一章まで読んでみることに。そして、気が付いたら読破。
 もうね、魅力的じゃないとか言ってた自分を殴り飛ばしたい。なんという人間くさいキャラクター、そして非現実的な世界。一歩間違えば路頭で凍死していたほどの苦境にある主人公と、歩く都市を絡めた話なんて正味私には想像もつきません。書くなら絶対に主人公に特殊能力付けるね。手から炎が出るようなやつ。
 ちなみにこの主人公のオーリャもある特殊能力を持っていますが、それは素描が上手いというだけ。そんな力では、とうてい歩く都市というインパクトには勝てるはずもありません。なのに気が付けば、オーリャの能力が手から炎を出すなんてものよりも素敵に見えるから不思議。ストーリー勝ちですな。
 テーマはきっと再生と崩壊。あるいは『井の中蛙、大海を知らず』。されど空の大きさを知らず、と繋げたらまた意味が変わるのかな。
 ただラピュタっぽいなって思った。親方! 空から女の子が!
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  1. 2008/03/15(土) 23:48:44|
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